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- 2019/12/16
- お役立ちコラム,治療のお話
時より親御さんから「小児歯科は何歳から何歳まで適応するのか」ご質問頂くことがあります。
一般歯科と異なり、小児歯科と言えば幼児や小学生ぐらいまでのお子さんを想像する人が大半でありますが、実際のところ何歳までのお子さんが対象であるか、ご存知でない人も多くおられます。
そこで今回は、小児歯科は何歳から何歳までが適応なのか、ご紹介して参りましょう。
▼小児歯科とは?
まず、基本的な情報から確認して参りましょう。
虫歯などの一般的な疾患を治療する一般歯科、親知らずなどの抜歯や口腔癌などの治療を行なう口腔外科、歯を白くすることを目的におこなう審美歯科などがあるように、小児を対象にした歯科医療を行う“小児歯科”が存在します。
▼小児歯科は何歳から何歳までが対象?
では、小児歯科は何歳から何歳までが対象なのでしょうか。
風邪などを引いた際に受診する「小児科(医科)」は生まれてから(0歳)~16歳未満までが対象となりますが、小児歯科では産まれてから(0歳)~18歳までが対象となります。
18歳以降は一般歯科と判断されますが、医院毎に治療対象となる年齢を設定している場合もあるために、注意が必要となります。
▼小児歯科の治療内容
小児歯科は生まれてから(0歳)~18歳までが対象であるとご説明しましたが、対象となる年齢に大きな幅があるため、どのような治療が行われているのかを確かめましょう。
【小児歯科の治療内容】
小児歯科では、乳歯から永久歯に生え変わる重要な時期を担う診療科であり、乳歯の頃より適切な処置や予防、治療を行なうことは、お子さんの将来に大きく影響を与えます。
「乳歯が虫歯になっても、永久歯が生えてくるからいい」と安易にお考えの親御さんも少なからず見受けられますが、乳歯の治療は大きく永久歯にもかかわるために、軽視してはなりません。
小児歯科では以下の治療を行なっています。
・虫歯の予防治療
フッ素塗布、シーラント処置、歯磨き指導
・歯列不正
矯正治療、マウスピース矯正
・虫歯の治療
CR(コンポジットレジン)、サホライド塗布、補綴治療 など
以上、今回は小児歯科について詳しくご紹介して参りました。
小児歯科は永久歯が生え揃い安定するまでの歯の治療や予防を補う大切な機関であり、生涯に渡り自身の歯で美味しく食事を楽しむためのプロセスとなります。
名張市、伊賀市、宇陀市の歯医者さんで小児歯科への受診をお考えの際には、お気軽にご相談ください。