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- 2019/11/13
- お役立ちコラム,その他
あいうべ体操の啓蒙活動をなさっていて福岡で開業されている先生の講演会が奈良県でありました。
歯科医ではない今井先生から口と鼻は命の入り口なので、まずはきれいにすることが大切であると教えて頂きました。口をきれいにするお手伝いが出来るのは歯科衛生士の仕事で、とてもやりがいのある仕事だと改めて考えさせられました。
今回の学びで驚いたのが、今の小学生はろうそくの火が吹き消せないということでした。
確かにろうそくを吹き消すことは年に一度の誕生日の時くらいですので、出来ない瞬間を見ることはめったにありませんが体力の落ちてきた高齢の方なら容易に想像できましたが子どもは吹けるものだと思っていたのでびっくりしました。
唇の正しい動きが出来ない子どもが増えてきているため、唇の力が足りないそうです。
唇の力が足りないと常に口がポカンと開いたままになってしまい、口呼吸になるので鼻炎や関節リウマチ、アトピー性皮膚炎などの○○炎にかかりやすいそうです。
講演会を聞きながら、色々な方達を思い浮かべてなるほどなぁ〜と腑に落ちる瞬間が多々ありました。
特に顎の発育を考えれば小学生になるまでに口呼吸を見逃さずに、親御さんに状態をお伝えし、お子さんが出来ることから始めていけるよう、口を見守る歯科衛生士として地域の皆さんの健康な生活に貢献していこうと思います。
口呼吸の方の特徴をお伝えしますので、一つでも当てはまる方は院長、スタッフに相談してみてください。
口を閉じた時に下顎に梅干しのようなしわが出来る方
下唇が分厚い方
前歯が飛び出している方
いびきや歯ぎしりをされる方
口の端(口角)の高さが左右で違う方
腫れたまぶたの方
リップクリームが友達の方
目の大きさが左右で違う方
鼻呼吸をしていると思い込んでいる方
一日中お話をしている方(仕事で話をしないといけない方)
舌に歯形がついている方
ブルドッグのような顎になっている方