各種装置の種類

各種装置について

歯並びを乱す原因は顎の大きさなどの骨格に問題があるだけでなく、生活習慣も大きく関わっています。出っ歯やデコボコした歯並びなど、お子さまの歯並びが乱れる原因はどこにあるのでしょうか。
  • 各種装置の種類
  • 各種装置の種類

小児矯正で使用
する装置
その① 「歯列育形成」

一般的な歯列矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを装着して歯を動かしますが、小児矯正は取り外し式の装置を装着することで顎の骨を広げて歯並びを整える治療法です。
ワイヤー矯正治療は歯を抜いてスペースを作り、歯を動かして歯並びを整えますが、歯列育形成は歯を抜かずに顎の骨の成長を利用してスペースを確保することが大きな特徴です。
歯列育形成の装置は小さなネジが付いており、このネジを巻くと装置の幅が広がります。
この装置を一日14時間以上装着して徐々に顎の骨を広げていきます。
歯列育形成のメリットは、抜歯をしないという他に取り外しが可能という点が挙げられます。そのため飲食の際には装置を取り外して食事を楽しむことができます。従来の装置では挟まりやすい食材も、取り外し式の装置ではそのようなことがありません。
また歯磨きも行いやすいため、虫歯などのリスクが従来の矯正治療よりも低いこともメリットと言えます。

デメリットは、お子さまによっては付けるのを嫌がり、そのまま放置してしまうことがあることです。装置は1日14時間以上装着しないと効果が見込めません。そのため決められた時間は必ず装着しておく必要があります。
妊娠中のお口の中の状態について
その① 「顎の大きさ」

小児矯正で使用
する装置
 その② 「プレオルソ」

プレオルソとは、「マウスピース型矯正装置」を使い、小児(4歳から9歳ぐらいまで)の歯並びを改善する装置です。歯並びを悪くしている原因(口の周りの筋肉)を改善することで間接的に歯並びを改善していくことが特徴です。
また、プレオルソは取り外しができるため、お子さまへの負担が少なく、基本的に装着は「日中1時間」と「就寝時」のみとなりますので、日常生活への影響もほとんどないかと思います。
歯並びが悪くなる原因を根本から取り除くことで、治療後に後戻りの可能性が低くなります。
その② 「ムーシールド」

小児矯正は、できるだけ早く始めましょう

小児矯正は、顎の成長過程から始めることで将来の歯並びや噛み合わせの問題を軽減することを目的としています。そのままにしておくことで、様々な問題点が発生し、矯正治療が遅れるとその分お子さまの負担も大きくなってしまいます。

お子さまの歯並びや噛み合わせで気になることがあれば、お早めに当院へご相談ください。
  • 小児矯正は、できるだけ早く始めましょう

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